2021年1月31日日曜日

米大統領選挙の敗因と教訓を学ぶ、共産主義者との闘いに勝利する秘訣

 

本日のアウトライン

● 勝った闘いには勝った理由があり、負けた闘いには負けた理由がある。
  勝因・敗因の分析が重要。
● 事実を根拠に反撃する。
● 全ての敵と同時に闘わない。
● 絶対に勝てる戦場で一点突破する。
● 1990年代に拉致監禁の現場で、私はどうやって共産主義者を撃退したのか。

 

前回「警告、張陽チャンネルに注意せよ」という動画を上げた時に、ものすごい数の反響を頂きました。たぶん今回の動画も物議を醸すのではないかと思います。このような動画を、結果が出た後の、後出しジャンケンだと非難する人も多いと思います。今になってなぜトランプを批判するのかという人もいるでしょう。既に結果が出た後なんだから、何とでも言えると言う人もいるでしょう。

しかしそうであっても、私たちは冷静になって闘いの敗因を分析し、今後に生かしていく必要があると思います。なぜ敵に負けたのかを知ることはとても重要なことです。

聖書を読んでみると、ノアはあれだけ苦労をして山の頂に箱舟を作りましたが、ハムの過ちの後、その後の記述は途絶えました。私たちは原理によって、初めてハムが犯した過ちについて学びました。原理講論には、多くの信仰者の路程を通して、そこから学ぶことのできる教訓について書かれています。

私たちが闘ってきた米大統領選挙についても同様です。勝った闘いには勝った理由があり、負けた闘いには負けた理由があります。一つ一つの闘いにおいて、その勝因・敗因の分析はとても重要です。

今回の大統領選挙の大きな敗因の一つは情報戦の敗北です。大手メディアは選挙不正について報道しなかったため、私たちは主にインターネットで情報を収集することになりました。敵はそのインターネットの分野に多くの偽情報を流すスパイを紛れ込ませていたのです。

最初、夜中に急にバイデンの票が伸びたことが話題になりました。そして夜中に持ち込まれた票が全てバイデンへの投票だった不自然さが話題になりました。そのうち死者の投票や、実際には住んでいない人の投票も大量に紛れていたことが明らかになりました。

また登録した有権者数よりも、投票者数の方が多い選挙区があるなど、明らかな選挙不正を裏付ける事実も明らかになりました。それからドミニオン投票機による集計により、トランプへの投票がバイデンへの投票としてカウントされていたことが明らかになりました。毎日毎日多くの不正の証拠が明らかになり、私たちは情報過多になりました。そしてその中には本当かウソか確かめようのないことが多く含まれるようになりました。

ドミニオン投票機の集計結果が、ドイツのフランクフルトのCIAの施設に送られていたのは本当だったのでしょうか?フランクフルトのサーバーを押収するために銃撃戦があったのは本当だったのでしょうか?その際にCIAの長官が逮捕されたというのは本当だったのでしょうか?ドミニオン集計機の集計結果はフランクフルトを経由してイタリアの軍事衛星を使ってバチカンに送られていた、というのは本当だったのでしょうか?

闘いの後半になるほど、本当かウソか確かめようのない情報で溢れるようになりました。アメリカ軍はバイデンを逮捕する準備している。ペロシは逮捕された。ローマ教皇も逮捕された。多くの犯罪者が既に逮捕されているが、まだ公表されていない。

まだまだあります。ジョンFケネディJrは生きていて、1月6日のラリーで姿を現して証言をする。エプスタインも生きている。極秘作戦が進行中である。軍の作戦の邪魔になるから、あなた方は出てくるな、などです。

私たちは、知人・友人・家族・取引先など、多くの人に選挙不正を伝える努力をしましたが、途中からそれがどんどん困難になりました。なぜなら真偽不明の情報が多すぎて、何が真の問題なのか、私たちも混乱させられてしまったからです。

仕方なく私たちは、あの動画を見て、この動画を見て、などと伝えましたが、勧めた動画の中では、トランプが宇宙軍を作ったのは異星人から技術提供を受けるためだ、などと発言していて、私たちは安易に他人に動画を勧めることさえもできなくなりました。

このように私たちが偽情報に混乱させられたことこそが、敗因の第一番です。それを一言で言うならば、「事実を根拠に反撃する」という原則を守れなかった、ということです。

私たちが闘う時、「事実を根拠に反論する」と言うのはとても大切な原則です。せっかく私たちの言葉に耳を傾けてくれた人がいても、私たちの反論の中に事実でないことが混ざっていた場合、その人はもう二度と耳を傾けてくれなくなるからです。

ですから不正選挙を訴えるキャンペーンでは、今になって考えてみれば、論点をもっと絞り込むべきだったと思います。なぜならトランプを支持してきた私たちでさえ、何が本当の問題点なのか分からなくなってしまったからです。

後出しジャンケンにはなってしまいますが、私は論点を「登録した有権者数よりも、投票者数の方が多い選挙区があった」ということに絞るべきだったと思います。これは誰も否定できない事実だからです。そして選挙に不正があった間違いのない根拠です。

トランプは2016年の大統領選挙で6300万票を獲得して大統領になりました。2020年の大統領選挙では、大統領として史上最高の7400万票を獲得しました。それに対してバイデンが史上最高の8100万票を獲得したというのは本当なのでしょうか?いったいどれだけの偽投票を紛れ込ませたらこんな結果になるのでしょうか?3千万票でしょうか?4千万票でしょうか?

これだけ明らかな不正の証拠があったのに、あんな不正がある、こんな不正がある、州議会の公聴会ではまた新たな証拠が提出される、などと新情報に踊らされてしまったので、私たち自身も何が何だか分からなくなり、まるでショーを見ている観客にようになって、本当の論点がぼかされてしまったのです。

また今回の闘いでは、多くの敵と闘わなければなりませんでした。最初は州の裁判所、それから州議会、最高裁判所、そして連邦議会です。トランプの弁護士はこの期間、とても忙しかったと思います。訴訟や公聴会の準備には多くの準備が必要です。たった一つの訴訟・公聴会ですらそうであるのに、その多くが同じ時期に行われました。これは大きな負担だったはずです。ジュリアーニ弁護士は法的訴訟のプロで有能な方ですが、有能な軍師ではありませんでした。

今回のトランプの闘いで、まともな軍師がいればこんな闘い方には絶対にならなかったと思います。幾つもの戦局を同時に闘えば、一つ一つの戦力が相対的に落ちてしまい、強大な敵に勝つことは難しくなってしまいます。これはケンカを考えてみればすぐに理解できます。大勢の敵に取り囲まれた時、全員と同時に闘うことができるでしょうか?一人一人と闘っていくしか勝つ道はないのではないでしょうか?だから全ての敵と同時進行で闘う、という戦略自体が間違っていたと思います。



ここで話題を1990年代に戻して、私が経験した拉致監禁の話にしたいと思います。当時、多くの統一教会員が洗脳されたと言って、拉致監禁の被害を受けました。私は合計3回、最長で10ヶ月の拉致監禁を経験し、その時に初めて、共産主義者と闘うことになりました。私の拉致監禁には3つのキリスト教会と元信者など100人以上の人が関与しました。

拉致監禁は統一教会に反対しているキリスト教牧師の指導の下で行われます。しかし私は彼らが似非宗教家であり、本質的には共産主義者であると考えていました。共産主義の本質は、ウソによって神と人と離反させることであり、人と人とを対立させることによって世界を転覆することだからです。

彼らは私に「あなたは既に洗脳されているので、監禁する必要がある」と言いました。これはかなり巧妙なレトリックです。どんな人であっても、自分は「洗脳されてない」と言うことを客観的に証明するのはかなり困難なことだからです。

また拉致監禁は、文化大革命の人民裁判にも似ています。共産主義者によって「洗脳されている」とレッテルを貼られ、こちらが非を認めるまで吊るし上げられるからです。

最初の監禁では、私は監禁されたマンションから1週間で解放されました。彼らは監禁を実行するために、1年以上の歳月をかけ、何千万も費用を費やして準備をしてきたのに、どうやってそれを1週間で収拾したのでしょうか?

答えはこうです。私は1回目の拉致監禁の時、怒りのあまり部屋にあった机を持ち上げて、ベランダのガラスに投げつけ、ガラスを大破させたからです。私は当時こう考えていました。もし机がガラスを突き破って、下の階にまで落下したら、必ず誰かが警察に通報するはずなので、それで解放されることになるはずと。

残念ながら、机はガラスを大破しましたが、ベランダから下には落下しませんでした。しかし結果的には、私はそれで解放されることになりました。なぜかと言うと、監禁専用のマンションというのは、逃亡防止のためにかなり改造されていて、もし警察が来ることになった場合、部屋の中で何をしているのか不審に思われ、事情を聞かれるのは明らかだったからです。またガラスが割れると、室内の音が外に丸聞こえになるため、近所の人が通報する可能性がありました。それであっけなく1週間で解放されることになったのです。


2回目の監禁の時には、最初の時よりは難しい闘いになりました。もはや投げつけられる机はなく、ガラスは強化ガラスに変えられ、ハンマーで叩いても割れないようになっていました。

ところで監禁についてちょっと捕捉説明をしたいと思います。通常、拉致監禁には多くの協力者がいます。拉致監禁で一番重要なのは、一番最初に拉致をする瞬間です。この時に暴れて逃げられてしまうと、何年もの歳月と何千万円もかけて準備してきたことが全部ムダになってしまうので、拉致の瞬間には大勢の男性が関与します。通常は5~6名の男に取り囲まれ、口にタオルを噛まされて、ガムテープで巻かれてそのままあっという間にワンボックスカーに積み込まれます。

ところで彼らはこの拉致監禁に協力するために、1年以上前から教育を受け、訓練をして、準備をしています。もっと具体的に説明しましょうか。彼らは普段は、会社に勤めている会社員ですが、拉致をする当日、彼らは一斉に務めている会社を無断欠勤します。事前に有給休暇の申請をすると、ターゲットに情報が洩れて拉致監禁が失敗する可能性があるので、必ず無断欠勤をするように牧師に指導されているからです。

会社に無断欠勤をして2ヶ月とか3ヶ月経つとどうなるでしょうか?通常は解雇されるのではないでしょうか?もし運よく復職できたとしても、同じ立場で同じ仕事はできないはずです。ですから彼らは懲戒解雇されるのを覚悟した上で拉致監禁に参加していました。共産主義者はそこまで人を心理的に追い込んだ上で、敵を抹殺するために利用しているのです。

ところで2回目の拉致監禁の時、ほぼ全員が無断欠勤をして拉致監禁に参加していたのですが、ただ一人だけ会社勤めを続けながら、時々監禁を手伝いに来ている人がいました。この人は有名企業に勤めていたので、会社での立場に未練があったからです。だからこの人一人だけは、他の人とは覚悟が全く違いました。

闘いにおいて、敵を打ち破るためには、敵の一番の弱点を見つけ、そこを攻撃することが大切です。私はこの人物が今回の拉致監禁での、敵の一番の弱点だと考えました。そこでこの人物が出社するために出かける時、私はある物を買ってきて欲しいと頼んだのです。これが成功したおかげで、私はわずか3週間で解放されることができたのです。何を買ってきてもらったか分かりますか?

あなただったら「お前は洗脳されている」とか「お前をここから出すくらいなら、いっそのこと殺して全員自殺する覚悟がある」などと言っていた人をどうやって攻略しますか?

私はこの人物にトランプを買ってきてもらいました。たぶん彼は、私にこんな策略があったとは知らなかったと思います。トランプを持ってきた時、その部屋にいる全員の目が輝きました。いくら拉致監禁のためとは言え、同じ部屋にずっと閉じ籠って、あまり興味の持てない批判本をずっと読まされているのですから、彼らの精神状態はかなり追い詰められていました。

私はこの作戦が上手くいく確信があったので、精神的にかなり余裕がありました。予想した通り、彼らはトランプでゲームを始め、それに熱中するようになりました。最後の方には、反対キリスト教牧師が来た時だけは熱心に話を聞きますが、それ以外の時間はずっとトランプで遊ぶようになりました。

そうしているうちに「なんでこんなことを続けないといけないんだ」という疑問を全員が感じるようになりました。そして3週間が経った頃、誰か一人が「もうそろそろいいんじゃないの?」と言い出しました。監禁した最初の頃は目がきつかったけど、今はもう優しい目に戻ってる、もう出してやっても大丈夫だと言い出したのです。

これが私の2回目の拉致監禁で取った戦略です。私はこう考えます。敵を攻略するのに、議論を吹っ掛けるのは愚かな戦略です。本当の戦略家は多分そういった方法は取りません。絶対に勝てる戦略を考えて実行します。勝つか負けるか分からない闘いに賭けてはいけません。


3回目の拉致監禁はかなり難航しました。収拾するのに10ヶ月かかりました。私は前回、トランプを使った作戦で成功しましたが、3回目の監禁の時は、彼らは完全に左翼に洗脳された厳選メンバーだけを使って拉致監禁を実行しました。そして彼らは10ヶ月間、あなたは洗脳されている、ウソつきだ、原理は間違っている、と言い続けました。

私は様々なことで批判を浴びる中で、それらの全部に対して反論するのはバカげたことだと考えていました。そこで私は、反論する舞台をたった一つだけに絞り込む作戦に出たのです。たくさんの戦場で一度に闘っては、勝てる闘いでも勝てなくなってしまいます。多くの論点でいちいち反論していては、こちらの身が持ちません。また敵が得意な分野で闘いを挑むのはこちらにとって不利だとも考えました。

そこで私は闘う戦場をたった一つに絞り込むことにしました。それ以外の戦場ではいかなる議論を吹っ掛けられても、一切反論しない作戦を取りました。私が選んだ戦場とは何でしょうか?それは私が絶対に議論に負けない戦場です。100年たっても、1000年たっても、議論に負けない自信がありました。それが「あなたはウソつきだ」と言う讒言に対する闘いです。

彼らが私に対してウソつきだと言う時、それは共産主義者が貼ったレッテルにすぎず、実際には何の根拠もないことを私は知っていました。だから私は「私がウソつきだと言うなら、証拠を見せろ」「人をウソつき扱いするお前らこそウソつきだ」と言い続けました。バカバカしい議論だと感じる人もいるでしょう。彼らも最初は鼻で笑っていました。

彼らは、私がその他の主張に対しては一切反論しないのを見て、私を征服するのは時間の問題だと考えていました。しかし実際にはそうはなりませんでした。彼らは3ヶ月経ち、4ヶ月経っても、私がウソをついていた、という証拠を見つけられませんでした。そして5ヶ月経ち、6か月経ち、7ヶ月が経った頃、彼らはこんなことを言い出したのです。お前はウソをついていない。それこそがお前が洗脳されている証拠だ。だから監禁は止めないと。

しかしこれを聞いて、その場にいた人は全員絶句しました。死に物狂いで拉致監禁を実行し、何年もの歳月と何千万円もの費用をかけて準備をした結果がこれなのか。お前はウソをついていない、なぜならお前が洗脳されているからだ?そんなの最初に聞いていた話とは全然違うじゃないか?金を返せ。ウソをついていないなら監禁する必要などなかった。騙された。その時に、その場にいた全員がそう感じました。

そしてこの牧師ではもう説得は無理だ、他の牧師を探そうと考えました。これがちょうど監禁されて7ヶ月目の出来事です。私の1回目と2回目の拉致監禁の時の反対牧師は岡山のT牧師です。3回目は京都のF牧師です。F牧師は拉致監禁の専門家だったので選ばれたのです。それがこの体たらくだったので、急きょ白羽の矢がたったのが滋賀のM牧師です。私の拉致監禁に3つのキリスト教会が関与することになったのは、こういった理由があるのです。

滋賀のM牧師は、私のこれまでの拉致監禁の経緯を聞いて、自分がトラブルに巻き込まれるのを恐れ、腰が引けたような感じになりました。それで監禁には協力できないけど、通いでうちの教会に来るなら説得に協力すると言い出しました。それで私は8ヶ月目からやっと監禁から軟禁状態になり、少しだけなら外に出られるようになったのです。

皆さまの中には、どうして軟禁になった時に逃げなかったのか疑問に思う人もいるかもしれません。私は監禁された時、住んでいた部屋を勝手に解約されました。また家財道具も全部奪われました。またお金も全然持っていませんでした。 

それで私は拉致監禁された日に、心の中で密に、これらを全部をサタンから奪い返すという目標を立てていました。だから私を拉致監禁した人が私に完全に降伏して、こちらの条件を受け入れるまで絶対に許さないと宣言していました。そして10ヶ月目にやっと私は自分の宣言通り、全てを完全な形で取り戻して、完全に自由になることができたのです。

これが私の拉致監禁の経緯です。共産主義者はウソつきです。たくさんのウソをつきます。全部のウソに反論していたらキリがありません。そんなことをしていたら勝てる闘いにも勝てなくなってしまいます。闘いの場所を、自分が絶対に勝てる戦場一つに絞り込むのは、闘いの戦略です。私は軍人ではないので戦争のプロではありませんが、おそらく実際の戦争でも同じではないかと思います。一つの戦争に勝って、そこを占領したら、そこに砦を築いて、そして次の戦場に行くのです。全ての敵と同時に闘うことはできません。


私はトランプは、闘いの場を一つに絞り込むべきだったと思います。彼はとても優秀な大統領でした。多くのことを成し遂げました。私よりも有名で立派で尊敬され、敬愛される人物です。しかし共産主義者との闘い方を知らなかったと思います。全てのメディアが敵側にある時、国民の支持だけが支えである時、彼はたった一つのことだけを訴えるべきでした。

「登録した有権者数よりも、投票者数の方が多い選挙区がある」「これは明らかな選挙不正を裏付ける証拠なので、事実を調査するために戒厳令を実行する」

このような後出しジャンケンの論法に対して、多くの批判があるだろうことは承知しています。いろいろ批判して頂いて結構です。しかし敗戦の原因を分析することは絶対に重要です。それによって私たちは前に進むことができるのです。