2022年2月24日木曜日

日刊バレーヒルリポート 2022年2月24日(木)

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現代摂理を展望する「日刊バレーヒルリポート」
<保守派クリスチャンのための時事評論メールマガジン>
                        2022年2月24日(木)
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バレーヒルリポートでは、毎日のニュースの中から、TV・新聞では報道
されない重要なトピックスをピックアップしていきます。
また日曜/水曜の礼拝の動画もお届けします。

本日のメニューはコチラになります。

★本日のトピックス(5件)
★(コラム)パウロの手紙


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本日のトピックス(5件)
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■テネシー日曜礼拝 2022/02/20 (日本語訳) [Sanctuary Translation]
https://www.valleyhill.report/2022/02/20220220-sanctuary-translation.html

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■バイデンのウクライナ失策。中露接近で日本存亡の危機
(釈量子×元陸将・用田和仁)【言論チャンネル】
https://www.valleyhill.report/2022/02/blog-post_24.html

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■【ウクライナ】ロシアがウクライナ東部ドンバス2州独立承認!
プーチンの真意とは【及川幸久−BREAKING−】
https://www.valleyhill.report/2022/02/2022223breaking.html

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■【遠見快評】怒り心頭の中共上層部 徐州事件の会議内容が流出
https://www.valleyhill.report/2022/02/blog-post_28.html

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■【Facts matter】ミシガンの高校が生徒を停学させた不都合な理由
https://www.valleyhill.report/2022/02/facts-matter_24.html


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(コラム)パウロの手紙
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先日、大分聖殿のブログに「最近の日本のサンクチュアリはなにかおかしい」
という記事が掲載された。内部対立で喜ぶのはサタンである、そんな暇がある
なら伝道やセーブアメリカの摂理に投入すべき、と言うご意見である。
https://sanctuaryooita.jp/blog-entry-564.html

当メルマガも、外部を切った刀でそのまま内部を切ることも多々あり、批判
に対しては考えさせられる部分があった。そこで今回は、この阿南さんの
問題提起に対して、私がどのような考えを持っているかを書くことにした。

まず内部の争いや意見の相違に対してどう対処すべきかについて、二代王様
は既にみ言葉で語っておられる。だからこれは既に決着の付いている論点で
ある。問題があるのに、争いは良くないと言って平静を装うならば、それは
偽りの社会と、全体主義を生み出すのである。だから問題がある時には、
常に聖書の教えに従って対処する必要があるのだ。

参照:偽りの平穏が全体主義を生む
https://www.valleyhill.report/2022/01/2022126.html

それから組織の中に幅広い意見があり、議論が行われることは、決して組織
の弱さを表すものではない。またリーダーの意見に服従することが組織力だ
と言うのは間違った考えである。中国共産党はいつもアメリカを批判する時に
こう言っている。中国では党の指導に従って全てが一致団結しているのに、
アメリカでは全てがバラバラだ。だから中国の民主主義の方が優れていると。

しかしこのような中国共産党の主張は間違っている。中国では党の公式見解
以外の意見は封殺されるが、これは人権を無視した無神論国家だからである。
しかし神はアダムとエバを子女として創造されたので、人間は天賦の人権を
持っているのである。

アメリカは確かに一見するとバラバラに見えるかもしれないが、議論を
尽くして最善の道を探るために常に努力しており、その結果、祝福されて
強大な国家になったのである。だから相手の発言を封じたり、否定したり
することは、神を否定する行為なのである。だから常にお互いに敬意を
持って議論を尽くすことが何よりも大切なのだ。

また阿南さんは教会が分離独立をすることを勧めておられる。これに
ついては、私も非常に共感する部分がある。しかしこれは各自のおかれた
環境やさまざまな状況に応じて臨機応変に考えなければならないのでは
ないだろうか?

また何よりも大切なことであるが、私たちに与えられた第一の使命は「教会
の開拓」ではない。私たちの第一の使命は「王国の建設」なのだ。この二つ
は大変似ているようではあるが、全く違う概念なのだ。

だからこれらの違いを、み言葉によって理解することはとても大切なのだ。

「市民は権利を所有します。宗教団体の信徒には権利などありません。
その権利は王であっても侵すことができません。」
https://www.valleyhill.report/2022/01/2022127.html

「王国は宗教と異なるのです。宗教は教会員、信徒で構成されます。
王国は市民で構成されるのです。宗教には神々を鎮める信者がいますが、
王国には王と共に働く市民がいます。市民は王国の一部でありそこで権利
を保持します。」
https://www.valleyhill.report/2022/01/2022128.html

「宗教に属するメンバーは神に気に入られようとします。でも王国は違い
ます。あなたは神の王国の市民になるので関わる次元が異なります。」
https://www.valleyhill.report/2022/02/202226.html

だから先走って、組織論にばかり傾注するのは間違っているのだ。
大切なのは組織ではなく、神とキリストとの関係だからである。

また例え教会を分離独立したとしても、お互いに干渉しないと言うのは
おかしなことである。一例であるが、現に私たちはアメリカ大統領選挙の時、
トランプを支援した。他国のことに干渉すべきではなかったのだろうか?

また私たちは中国共産党への批判を止めない。他国のことだから黙っておく
べきだったのだろうか?私たちは神のみ旨に関係があることには積極的に
関与し、意見を表明し、批判もするのである。どうして他の教会だからと
言う理由で無視することができるだろうか?

最後にパウロのことについて書きたい。
私たちがいつも読んでいる聖書には、パウロが書いた多くの手紙がたくさん
収められている。読者の方は今まで、これをどう読んできたのだろうか?

もし他の教会に口出ししないことが正しいのならば、聖書に収められた
手紙はこうなっていないとおかしいはずだ。

「ローマの皆さん、私たちはあなたがたとは違う教会に所属しています。
だから私たちはあなたがたの信仰には口出ししません。どうぞ好き勝手に
生きていって下さい。私たちは私たちで勝手にやらせて頂きますから。」

ところが実際はそうではない。パウロは各地の教会にさまざまな意見を
手紙に書いて送っている。どうしてそうしたのだろうか?考えてみて
欲しい。パウロはそもそも12弟子ではない。イエスと一緒に歩んだこと
がないばかりか、イエスを迫害する立場だったのだ。

そのような人がイエスが亡くなった後に復帰されて、各地の教会に対して
手紙を出し、信仰生活に対して口出しをするならば、それは相当な軋轢を
生む行為だったのではないだろうか?どうしてパウロはそうしたのだろうか?
それはパウロが他人との軋轢を恐れず、誤解されることも厭わず、迫害も
甘受し、キリストのために歩む人だったからに他ならない。

発言することは勇気がいることだ。パウロにはその勇気があったのだ。
だからパウロが書いた手紙は、その後2千年間、クリスチャンの信仰の指針
となってきたのである。

これは今の私たちにとっても重要な教訓である。なぜなら私たちは
再臨時代の「使徒行伝」を歩んでいるからである。イエス様がエルサレム
に入城される時、弟子たちが大声で神を賛美したように、私たちも
大きな声で叫ぶ時が今来ている。成さなければならない使命を前にして、
他人の目など気にしている隙はないのだ。

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本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
また明日お会いしましょう。
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現代摂理を展望する「日刊バレーヒルリポート」
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